お知らせ

コロナ5類になると何が変わるの?

202305.13
#コラム

5月8日からいよいよコロナが5類になります。

保健所の方が対応されていたことが全て病院・診療所主体で対応する形になります。

下関市から資料が送られて参りましたので、そのままご報告いたします。

 

 山口県実施の無料検査は順次終了

・軽症者向け検査キット配布

・感染に不安のある無症状向け検査(自宅送付型、薬局)

・濃厚接触者向け検査

 

 自宅療養体制

・発生届対象者:県受診・相談センターで対応

・発生届対象外の方:5月7日24時をもって廃止。

・パルスオキシメーター:5月7日配達分をもって廃止。

・自宅療養セット:5月7日24時申込をもって廃止。

 

 待機期間

・なし(療養の目安については今後通達あり)

 

 医療費の自己負担

・検査(自己負担 支払いは2300円から1000円ほど上がる予定)

・外来・入院費 新型コロナ治療薬は公費支援 入院費は2万円/月を支援

 

 入院

・入院勧告 なし

・患者搬送 患者本人で搬送手段を確保(タクシー等の公共交通機関可)

・入院調整 医療機関が調整

・宿泊療養施設 廃止(療養者は5月7日に退所)

・医療機関配布用チラシ 廃止

 

クラスター対応等 

・各施設自ら、入院調整を行う協力医療機関を事前に確保

高齢者施設への対応は、国・県の政策に足並みを揃えていくが具体的な政策は未定。

 

厚生労働省の資料では

専用病棟は不要。

疑い患者は原則個室に収容。

 

外来受診は原則車中で待機。

とのことです。病院はインフルエンザと同様の扱いになりますね。

 

今はコロナが落ち着いていますが第9波がきたらどうするかは医療機関ごとに対応が異なる可能性が高く、患者さんも混乱があるでしょう。特に高齢者の施設や訪問看護が対応が難しいですね。

また、具体的な対策や政策が決まってくればご報告いたします。

 

保健所の皆さまにおいては長い間お疲れ様でした。この場を借りて御礼申し上げます。